CHINPIRA

こんにちわ。


皆さんは非通知の着信があったら、電話に出ますか？

わたしは出ない。

なぜなら非通知なんて出てもろくなことがない。


そんな話をご紹介しよう。


１週間ほど前、昼飯を食べていると電話が鳴った。

非通知。

最初は出なかったが、何か気になって出てみることに。


『もしもし』

相手の男『おい』

『もしもし』

相手の男『おい』

『・・・・』

相手の男『おいお前んとこぉいくらや！』

『はい？』

相手の男『お前んとこはいくらでやっとんのやって聞いとるんや！』

(なんやこのチンピラは)

『それはモノによりますけどね。』

相手の男(以下チンピラ)『はあ？』

『モノによります。』

チンピラ『なんやその口の利き方は？わしゃあ客やぞ！』

『ところで、どこのどちらさんですか？』

チンピラ『わしゃあ名古屋のもんや！名古屋言うたらわかるやろ！』

『わかりません。どちらさんです？』

チンピラ『生まれは大阪で・・・』

『そんな事聞いてません。』

チンピラ『さっきから聞いとりゃあえらそうに喋りやがるのうお前！』

『口の利き方言うたらあんたの方がひどいでしょ。』

チンピラ『お前ええ度胸しとるやないか。わかったわかった。今からお前のとこ行ったるわ。』

『来ても忙しいから待ってもらいますけど、それでもええんなら来てもいいですけどね。』

チンピラ『おぉ若いのようけ連れて行くで待っとけよ！』

『はいはい』

チンピラ『わしゃあ全身イレズミはいっとるんや!』

『そんならうちに用事ないすね。』

チンピラ『ちんこに入れろや。』

『無理です。やりません。』

チンピラ『何でや！』

『うちはやってません。』

チンピラ『何やと！』

『だからうちはやってませんて。』

チンピラ『何時に行くとは言わんで待っとけよ！』

『だから来ても構わんて言ってるじゃないですか。』


プチ

電話終了


チンピラ風のイカレおじさん、１週間待ってますが、若い衆どころか誰一人も来ませんけど、途中で事故でもしてないか心配なので連絡ください。

次は非通知はでませんがね。





といことで、やはり非通知の着信には皆様お気をつけくださいね。

さようなら。